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「札幌ゆたか幼稚園」の教育内容や子ども達の様子、その他様々な情報を発信する「園長のひとりごと(ブログ)」です。

2016.09.29 Thursday

by spyutaka2

挑戦 〜自ら心を揺れ動かす体験〜

子ども達の”遊び”の様子を見ていると「遊びの種類」「遊び方」は色々あり、一人ひとりが充実感を持って楽しんでいる姿は微笑ましい限りです。

 

そのような”遊び”の中でも「挑戦」する”遊び”に注目して見ると、”遊びを通して育つ力”が沢山あります。

 

一つ目の”遊び”は、ロープを使いながら三角形の遊具の頂上まで登る”遊び”です。

 

この”遊び”からは手の力と足の力を使いながら全身でバランスをとり、頂上を目指して上り方を工夫する等々…、挑戦しようとする「意欲」が感じられます。

 

当然、体の発達を促す”遊び”の一つではありますが、同時に「頂上まで自分の力で登ってみたい!」という気持ちが、「目標に向かって粘り強く取り組む姿勢」「試行錯誤しながら工夫しようとする姿勢」等の心情面を育むことにも繋がります。

 

二つ目の”遊び”は、「木登り」と「上り棒」です。

この”遊び”も基本的には先程の”遊び”と同様で、「運動面の発達」「心情面の育ち」の両面が垣間見られる”遊び”です。

 

力の入った”手足”や真剣な”表情”からは、「自分の力で登りたい!」という”心の動き”が感じられます。

 

 

そして、登り切った表情は「達成感」「満足感」「充実感」に満ち溢れています。

 

「上り棒」も同様です。

 

 

一人が登ればその様子を見ていた他の子の心が動き、刺激を受け、「僕も!」「私も!」と次々に挑戦する姿が見られます。

 

 

そこには異年齢のかかわりも見られ、憧れの眼差しが「自分も…」という意欲に繋がり、新たな自分を見つけるきっかけにもなります。

 

三つ目の”遊び”は「砂遊び」です。

当園には「砂場」はありますが、「砂遊び」は必ずしも「砂場」で行われているとは限りません。

 

当園の園庭は基本的に一面が砂地なので、あちらこちらで色々な「砂遊び」をしている様子が見られます。

 

その中でも下記の”遊びは「砂場」に水を流し、水路(川)を作って遊んでいる様子です。

 

 

この”遊び”も捉え方によっては「挑戦」する遊びと言えるでしょう。

自分が思い描いているイメージ通りに完成するよう、スコップを使って水路(川)作りに挑戦しています。

 

この時の心の動きは…「想像力」「創造力」「思考力」を巡らせ、イメージ通りに完成させるために「工夫」し、小さな失敗と成功を繰り返した結果として、大きな「達成感」「満足感」「充実感」が得られると思います。

 

次は「泥だんご作り」です。

 

 

泥だんご作りは長い時間をかけて「挑戦」する遊びの一つです。

ピカピカでツルツルな綺麗な泥だんごを作るためにはいくつかの工程があります。

 

砂に水分を含ませて泥を作ります。

泥を手のひらに載せ、丸くなるように「ぎゅっ!」と力加減を調節しながら固めます。

 丸くなった泥だんごに、乾いたサラサラの砂を転がしながらかけていきます。

 (サラサラの砂を集めるために、上記の写真のような道具等を使って集めている子もいます。)

↓の工程を繰り返し行います。

最後は手のひらで磨きながら、ピカピカ・ツルツルにしていきます。

 

上記の工程の結果は…下記のような「世界で一つだけのオリジナル泥だんご」が完成します。

 

 

このように、泥だんご作りは20分から30分、長い時は40分位集中して「挑戦」しています。

 

泥だんご作りは…「試行錯誤しながら粘り強く挑戦する」気持ちや考える力を育み、結果として「集中力」が身に付く素敵な遊びの一つです。

(正直、やりたくもないのに大人から一方的にやらされたドリル等に取り組むより、自分から「やってみたい!」と心が動き、自分のイメージした泥だんごを完成させたいという強い思いで長い時間取り組んでいる”遊び”の方が、本人自身の力になり、今後の人生の中で粘り強く物事に取り組む姿勢の基礎になるはずです…。)

 

 

また、「作った泥だんごを大切にとっておきたい!」「明日も続きをしたい!」等の気持ちに応えるために「泥だんご置き場」を用意し、牛乳パックの箱に自分の名前を書き、保管しておきます。

 

このような取り組みは、「物事に継続して取り組む力」「物を大切にする気持ち」等を育むことにもなります。

 

 

さらに、園内に「泥だんご名人」の写真を掲示しておくことで、他の子が関心を寄せたり、興味を持ったり、また、一度作ったことがある子にとっては、再度挑戦したくなるきっかけにもなります。

 

 

 

このように、「挑戦する遊び」には様々な「学びの要素」があり、人間として生きていく上で必要な「生きる力」が自然と育まれます。

 

私達の園では、自ら「やってみたい!(挑戦したい)」と思える”遊び”の環境を整えその”遊び”にじっくりと取り組むことができる時間を確保し子ども達の”遊び”が発展し深まるための適切な援助を大切にしていきたいと思っています。

 

子ども達の将来のために、目の前の”遊び”に熱中できるような温かな雰囲気を心掛けていきたいと思う今日この頃です。