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「札幌ゆたか幼稚園」の教育内容や子ども達の様子、その他様々な情報を発信する「園長のひとりごと(ブログ)」です。

2016.06.03 Friday

by spyutaka2

固定遊具の果たす役割

近年、市内の公園の様子を見ていると、次々と年代物の固定遊具が姿を消している気がします…。
また、新しく整備された公園の固定遊具を見ると、安全基準を満たした危険度の少ない固定遊具が目につき、昔ながらの「箱型ブランコ」「ジャングルジム」「シーソー」は、ほとんどと言っていいほど見かけなくなったのが現状です。


 

上記のような固定遊具は遊び方によっては危険性が伴う遊具の一つではありますが、同時に子ども達の心をワクワク・ドキドキさせる魅力的な遊びに発展するものでもあります。

さて、当園でも「回るジャングルジム(回旋塔)」と呼ばれる固定遊具が存在します。



この固定遊具は、今の公園では中々見ることができない、いわゆる「レア遊具」の一つです。
当園でも危険性を伴う固定遊具なため、一時は撤去も考えましたが、あえて子ども達のために安全確認をしながら、保育者が見守る中で使用しています。

しかしながら、固定遊具での「遊び」は発展や広がりに限界があるため、「砂場遊び」や「鬼ごっこ」等の集団遊びのように、じっくりと長い時間を使って”遊び込む”ことができず、結果として一時的な遊びにしかなりません。

では、子どもの「遊び」にとって、固定遊具の果たす役割は何でしょうか…?

一つは、固定遊具は自分一人だけで遊べるもの多いのが特徴だと思います。
鬼ごっこ等の集団遊びは当然一人では遊びは成立せず、友達と一緒に遊ぶことで楽しい遊びの時間となります。
しかし、固定遊具は一人で遊ぶ時間を保障してくれます。

特に、幼稚園に入園したばかりの年少児にとっては、まだまだ友達と一緒に遊ぶことより、自分のやりたい遊びを見つけて繰り返し何度も遊ぶ…といった様子がほとんどなので、当園でも固定遊具の「シーソー」「滑り台」「回るジャングルジム(回旋塔)」等々がその役割を果たしています。

また、入園当初涙を見せ、不安定な日々を過ごしている子どもにとっても、固定遊具での遊びが気晴らしや気分転換のきっかけとなる場合もあります。

当園にある「回るジャングルジム(回旋塔)」は、固定遊具の中でも一度に沢山の子ども達が乗ることが可能なため、一緒に遊んでいる認識がなくても、同じ遊び(回旋塔に乗ってグルグル回してもらう)を共有することで、何となく友達と一緒に遊んだ気持ちになり、心地良さを感じることもできます。

以上のような理由からも、子どもの「心情面の成長」のために固定遊具が果たす役割は、沢山あることが言えます。
子どもの遊びの良質な環境として、ある程度の固定遊具も大切にしつつ、子ども自身の思考を巡らせた創造性溢れる豊かな遊びが自然と生まれるような、大人の”投げかけ”や”関わり”も大切にしていきたいものです。