さくらんぼの木

札幌ゆたか幼稚園の園庭には、昔からさくらんぼの木が植えられていますさくらんぼ
毎年6月下旬頃には沢山の”さくらんぼ”の実がなり、子ども達から「取りたい!」「食べてみたい!」などの声が聞こえてきます!

今年はそのような声が6月初旬頃から聞こえてきました。

そんなある日…まだ実の色も真っ赤ではなく、大きさも小さい”さくらんぼ”を発見した年長組の子ども達は、何としても「取ってみたい!」と張り切り、自分達でコンテナを積み重ねて手を伸ばしてみたり、「園長先生とって!」とお願いをしたり…と、一生懸命考えたり、自分の思いを伝えたりする”逞しい姿”が見られました。


試行錯誤の結果、自分達の力だけでは中々取ることはできず、また、実も熟していないため、私と相談の末、後日日にちを決めて取ることにしました楽しい

そして、”さくらんぼ”を取ると決めた当日…


1人・2人と取り始めると、いっきに長蛇の列が…
普段並ぶことが苦手な子どもも、自分の自己実現(さくらんぼを取ること)のためなら、我慢をして並ぶことがで
きる
…(子どもってそのようなものですよね!)



さて、「取るのはいいけど全員が食べる分はないのでは?」
そんな悩みも年長の子ども達が中心となり、出した答えは「さくらんぼを真っ二つにして、二人で食べよう!」
子どもながらに考えた答えは本当に素敵です!



先生に援助をしてもらいながら一人ひとり”さくらんぼ”をとったあとは、いつの間にか”さくらんぼ”を洗う係りが誕生していました楽しい
自ら役割を考えて果たそうとする姿も素敵です!



お友達と仲良く”味見タイム!”



時間がなくて”さくらんぼ”を取れなかった子ども達には、整理券を発行してまた明日
さくらんぼ

園庭に植えてある一本の”さくらんぼの木”を保育の環境として捉え、このような子ども達の思いを大切にした主体的な保育を展開することができます。
そこには「試行錯誤の経験を通して育つ考える力」「友達との話し合いを通して育つ協調性」をはじめ、「自己充実感」「満足感」「達成感」等々、様々な心の育ちが溢れています。

私達は子ども達の「感性豊かな心」が育つよう、今後も園内にある全ての環境を活かしながら、子ども達の主体性を大切にした保育を展開していきます!