子どもの心を育てる…



 先日、一般社団法人札幌市私立幼稚園連合会主催の「第2回札幌幼児教育セミナー」が開催され、自園の先生方も多数参加し、日々の保育を向上させるため学びを深めて参りました。
 
 「力よりも まず心を」を育てることが、今の日本の子ども達の現状を考えると特に大切だと、講師の先生は強く主張されていました。
私自身も「今の子ども達は本当の意味で幸せなのだろうか?」と思うことはしばしあります。自分の幼少期を思い返しても、今の子ども達における社会・生活環境の違いは歴然です。
物質的な豊かさや、様々な早期教育に繋がる教材や施設が周囲に溢れかえっている現状を鑑みると、子どもを育む環境としてもやはり腑に落ちません。

そのような経緯からも、社会文化環境の下で育とうとしている子ども達に今欠けているのは「心の充実」だと言えます。

それを考えると…「一人一人の存在を認め、その子の傍らに大人として存在し、思いを受け止め、優しく包み込み…それから自分の思いを丁寧に返していく(誘い、導き、教え、伝える)…。」この一連の流れを日々の子どもと繰りなす生活の中で実践していくことが、豊かな心を育むために今求められている「保育者=大人」の働き(役目)だと言えます。

 私自身、講師の先生の話に感銘を受けたことは勿論ですが、幼児期に改めて大切にしなければならないことが明確になると共に、子どもに対して向き合う姿勢も改めて考えさせられ、深い “学びの日” となりました。